Amina Niasse
[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国の公的医療保険制度を担当する政府機関メディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)は14日、2024年の医療費支出が23年の4兆9000億ドルから7.2%増の5兆3000億ドルに達したと明らかにした。医療保険加入者の増加と、特に民間医療保険における医療サービスの利用急増が支出を押し上げた。
CMSによると、2024年の医療費支出は米国内総生産(GDP)の18%を占め、23年の17.7%から上昇して米経済成長率を上回った。CMSは65歳以上・障害者向けのメディケアと低所得者向けのメディケイドを統括している。
メディケア・メディケイド関連サービスを含む政府管理費が最大の伸びを示し、24年は前年の7.8%増から14.7%増となった。
CMSは新型コロナウイルス対策の政策終了後のメディケイド適用範囲の変更が管理費増加の主たる要因だと説明。メディケイド関連の政府管理費だけでも24年は19.8%増えた。23年の増加率は9.2%。
また病院価格も24年は3.4%上昇して07年以来の最高を記録し、支出増加の一因となった。
24年の医療保険制度改革法(オバマケア)加入者は23年の1620万人から30%超増の2110万人となった。オバマケアのプランを含む民間医療保険全体の加入者は23年の2億0700万人から3.5%増の2億1430万人だった。