パリ航空ショーで相次ぐ「ウィングマン型ドローン」展示、有人軍用機随伴で協同作戦

開催中のパリ国際航空ショーで各国の大手防衛機器メーカーや新興の軍事技術企業は、「ウィングマン型」と呼ばれる最先端のドローンを相次いで披露している。写真は展示されたゼネラル・アトミックス「YFQ-42A」のモデル。パリ近郊で18日撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)
[パリ 19日 ロイター] - 開催中のパリ国際航空ショーで各国の大手防衛機器メーカーや新興の軍事技術企業は、「ウィングマン型」と呼ばれる最先端のドローンを相次いで披露している。
ウィングマン型ドローンは次世代の有人軍用機と協同作戦をするために設計され、将来の空戦の構図を一変する存在とみられる。
ドローンの高い有用性はウクライナとロシアの戦争で証明されつつあり、米軍も中国と衝突する事態に備えて開発を進めている。
昨年4月には米空軍が、有人戦闘機に随伴する協業型戦闘機(CCA)となる最初のウィングマン型ドローンの開発先としてアンドゥリルとゼネラル・アトミックスを選定した。
既にウクライナに対して小型ドローンを供給している米西部カリフォルニア州のアンドゥリルは、パリ国際航空ショーでは米空軍のCCAプログラムの一環として2027年に生産開始を予定しているドローン「フューリー」を初めて展示した。
アンドゥリル幹部のジェーソン・レビン氏はロイターに「われわれは極めて迅速に動いている。フューリーは非常に能力が高い。ここで具体的な部分に踏み込むことはできないが(有人)戦闘機のように任務を遂行する」と語った。
レビン氏は、同社がこれまでに25億ドルを調達し、来年米オハイオ州に工場建設を始める予定だと説明した。
フューリーのようなより大型のドローンが組み込まれる米空軍のCCAプログラムでは、1000機前後に上るドローンが、ロッキード・マーチン製の最新鋭ステルス戦闘機F35や、ボーイングが開発する次期主力戦闘機F47とともに偵察や電子戦、攻撃などの任務をこなすことを目指している。
ゼネラル・アトミックスもパリ国際航空ショーで、フューリーと同種類のドローン「YFQ-42A」を発表した。
先週にはボーイングがオーストラリア空軍とともに開発中のステルス化された多用途ドローン「MQ-28ゴーストバット」と有人の早期警戒管制機による初の協同飛行試験の様子を公開。遠隔操作によってゴーストバットが無事任務を達成した。
オーストラリアのコンロイ国防産業相は「ゴーストバットは1機の戦闘機を戦闘機集団に変えてくれる可能性を秘めており、先進的なセンサーは空中に何百もの目があるようだ」と述べた。
欧州企業でもスウェーデンのサーブや、フランスのダッソー・アビエーションと欧州エアバス、スペインのインドラ・システマスの連合などがウィングマン型ドローンの開発に取り組んでいる。
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