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[バンコク/北京/ワシントン 27日 ロイター] - 米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)と中国の王毅外相はタイの首都バンコクで26・27日の2日間にわたって計12時間以上会談し、台湾問題などを話し合った。

米政権高官によると、米中首脳による電話会談が今春にも行われる見通し。

サリバン氏は紅海の商船を攻撃するイエメンの親イラン武装組織フーシ派を抑えるためイランへの外交的影響力を行使するよう中国に求めたという。高官は「建設的な役割を果たすよう中国に求めたのは今回が初めてではない」と述べた。

また、数カ月内にはブリンケン米国務長官による訪中のほか、軍部による対話も予定されている。両国間の麻薬対策に関する協議は北京で30日に始まる。

高官は、中国が関連企業の閉鎖に動いた結果、すでに米国の空港で医療用麻薬フェンタニルの製造に使われる違法な化学薬品の押収が減っていると述べた。この麻薬は米国で乱用が問題になっている。

サリバン氏と王氏はこのほか、北朝鮮、ミャンマー、南シナ海の問題意したという。

一方、中国側によると、王氏は台湾は中国の内政問題であり、最近の台湾での選挙は「台湾が中国の一部であるという基本的な事実を変えることはできない」と述べた。

ホワイトハウスと中国外務省は声明で、敏感な問題を管理するために連絡を取り続けることで合意したと明らかにした。

こうした中、台湾国防部(国防省)は27日、過去24時間で台湾海峡の中間線を越える中国軍機を11機確認したと発表。前日には23機の中国空軍機が台湾周辺を飛行し、中国軍艦と共に「戦闘準備警巡(警戒パトロール)」を行っていたとも発表していた。

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