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ロシア西部にウクライナから砲撃、負傷者なし=地元当局者
[2日 ロイター] - ロシア西部の複数の地域で2日、ウクライナからの砲撃や無人機(ドローン)による攻撃で被害が出たと地元当局者がメッセージアプリ「テレグラム」への投稿で明らかにした。負傷者はいないという。
西部ブリャンスク州のボゴマズ知事は、同州の2つの村がウクライナ軍に砲撃されたと述べた。攻撃を受けたのはウクライナとチェルニヒウ州とスムイ州との国境に近い村という。
隣接するクルスク州の知事は、夜間の無人機攻撃でいくつかの建物が損傷を受けたと明かした。
スモレンスク州の知事は長距離無人機が夜間に2つの町を攻撃したと述べた。カルーガ州の州知事は森林で爆発があったと述べた。
ロイターは現時点で事実関係を確認できていない。
ロシア国防省は1日、ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州に侵入してきた「親ウクライナ派武装勢力」を撃退したと発表した。同地域では激しい砲撃と無人機(ドローン)によるものとみられる攻撃があり、一部民間人が避難したという。
ベルゴロド州のグラトコフ知事は2日、夜間にシェベキノ地区へ少なくとも1回の砲撃があり、2500人以上が避難していると述べた。
ウクライナはロシア領内への侵入に軍は関与しておらず、ロシアの志願戦闘員によるものだと主張している。
ウクライナ当局は2日、ロシアの攻撃を受けて全土に空襲警報を発令したが、その後大半の地域で解除した。首都キーウ(キエフ)の当局者は、防空部隊が30を超えるミサイルやドローンを撃墜したとの見方を示した。
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