ニュース速報

ワールド

米CFTC委員長、暗号資産規制巡り議会に迅速な対応要請

2022年12月02日(金)14時02分

 12月1日、米上院農業委員会は、米暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXの破綻を受けて公聴会を開いた。商品先物取引委員会(CFTC)のベナム委員長(写真)は、デジタル資産に対する規制の枠組みを設けるよう議会に迅速な行動を要請した。写真はワシントンで撮影(2022年 ロイター/Michael A. McCoy)

[1日 ロイター] - 米上院農業委員会は1日、米暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXの破綻を受けて公聴会を開いた。商品先物取引委員会(CFTC)のベナム委員長は、デジタル資産に対する規制の枠組みを設けるよう議会に迅速な行動を要請した。

規制当局が適切に監督していれば混乱を避けられたのではないかと委員らがただしたのに対し、ベナム氏はCFTCに現物市場を直接監督する権限がないことが足かせになっていると訴えた。

FTX傘下で破産手続きに含まれていないレジャーXについて、顧客の資産は安全で、「当面の間」事業を継続するための資金を同社は有していると述べた。

CFTCには他のFTX関連会社を監督する法的権限がなく、運営状況を把握できないと指摘した。

ベナム氏はこれまでもデジタル資産に対する監督権限を拡大するよう求めており、この日の公聴会でも議会に行動を促した。

「詐欺被害に遭った顧客を救済するための多くの手段をCFTCは持っているが、活用するのは難しく時間がかかるため、損失を全て回収できないことがある」と述べた。

上院農業委員会の民主・共和両党トップが8月に提出したデジタルコモディティー規制の枠組みを整備する法案について、ベナム氏は再検討を要請した。財務情報や利益相反の開示に関する規定を強化することなどを検討するよう提案した。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ブロックチェーン活用した中銀マネーの決済、内部で実

ビジネス

そごう・西武、親会社ファンドの劉氏が社長就任へ 中

ワールド

アマゾンDC部門、ジョージ・ワシントン大のバージニ

ワールド

トランプ氏、イラン作戦の正当性主張 目的・期間は依
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 5
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 6
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 7
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 8
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 9
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中