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訂正-トタルエナジーズ、ロシア軍への燃料供給疑惑巡り検証必要=仏交通相

2022年08月25日(木)21時00分

 8月25日、フランスのボーヌ交通担当相は、同国の石油大手トタルエナジーズの合弁会社がロシア軍にジェット燃料を供給していたとの報道を巡り、同社の関与があったか調査が必要との認識を示した。写真はトタルエナジーズのロゴ。6月、ナントで撮影(2022年 ロイター/Stephane Mahe)

(英文の訂正により、見出しと1・3段落目の「調査」を「検証」に訂正します)

[パリ 25日 ロイター] - フランスのボーヌ交通担当相は25日、同国の石油大手トタルエナジーズの合弁会社がロシア軍にジェット燃料を供給していたとの報道を巡り、同社の関与があったか検証(訂正)が必要との認識を示した。

仏紙ルモンドが24日報じたところによると、ロシア空軍の2カ所の基地に供給されたジェット燃料は、トタルエナジーズとロシアのノバテックの合弁会社テルネフテガスが供給するガスコンデンセートから製造された。トタルエナジーズはテルネフテガスに49%出資している。

ボーヌ氏はフランス2テレビに「これは極めて深刻な問題だ」と述べ、ロシアに対する制裁を回避する行為があったか検証(訂正)する必要があると主張した。

トタルエナジーズはロシア軍向けのインフラを運営しておらず、ビジネスパートナーによるジェット燃料生産の可能性についても関知していなかったと説明した。同社は他の欧米石油大手と異なり、依然としてロシアで資産を保持している。

ロイター
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