ニュース速報

ワールド

ウクライナの穀物船再開初便、レバノンに向けボスポラス海峡通過

2022年08月04日(木)14時04分

ウクライナの港を出たウクライナ産穀物輸出再開の最初の貨物船が、レバノンへ向かう途中でボスポラス海峡を通過した。イスタンブール近くで撮影(2022年 ロイター/Umit Bektas)

[イスタンブール 3日 ロイター] - ウクライナの港を出たウクライナ産穀物輸出再開の最初の貨物船が、レバノンへ向かう途中でボスポラス海峡を通過した。ウクライナ戦争の開始後で初めてとなり、世界的な食糧危機の緩和に向けた第一歩となることが期待されている。

2万6527トンのトウモロコシを積んだラゾニ号は今月1日に黒海沿岸のオデーサ(オデッサ)を出港し、2日夜ボスポラス海峡の入口で停泊した。

今回の輸送はトルコと国連が先月、ロシアとウクライナの穀物と肥料の輸出に関する合意を仲介したことで可能となった。

イスタンブール近郊の「共同調整センター(JCC)」でロシア、ウクライナ、トルコ、国連の職員による検査終了後、ラゾニ号は1130GMT(日本時間20時半)ごろボスポラス海峡に入った。

ウクライナによると、さらに17隻の穀物を積んだ船が出航の承認を待っている。

駐レバノンのウクライナ大使館によると、ラゾニ号は4─5日かけてレバノンのトリポリ港に到着予定。

第1便の出港後にトルコ政府高官は匿名で、黒海の3つの港のいずれかから毎日3隻が出発する可能性があると明らかにした。以前は1隻の予定だった。

国連のステファン・デュジャリック報道官は、3日にウクライナからさらに出航することが計画されているとし、27隻程度が輸出契約の対象になっていると述べた。

*動画を付けて再送します。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米新規失業保険申請件数は横ばいの21.3万件、労働

ワールド

トランプ大統領、イラン次期指導者の選出に「関与する

ビジネス

EXCLUSIVE-NATO、集団的自衛権行使の協

ビジネス

米インフレと雇用改善、FRBのリスク見通しを変更も
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    「え、履いてない?」モルディブ行きの飛行機で撮影された、パイロットの「まさかの姿」にSNS爆笑
  • 3
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場所にSNS震撼「自国の場所すらわからない」
  • 4
    対イラン攻撃に巻き込まれ、湾岸諸国が存立危機
  • 5
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 6
    「ハリポタ俳優で終わりたくない」...ハリー・メリン…
  • 7
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 8
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「旅客数が多い空港」ランキン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 9
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 10
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中