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コロナ変異種の調査強化、効果的なワクチン接種進める=米CDC
1月24日、米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は、新型コロナウイルス変異種の感染に関する追跡調査を強化すると共に、集団免疫を確保するまでワクチン接種や治療を効果的に進める考えを示した。写真はジョージア州 アトランタ で2014年9月撮影(2021年 ロイター/Tami Chappell)
[ワシントン 24日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は24日、新型コロナウイルス変異種の感染に関する追跡調査を強化すると共に、集団免疫を確保するまでワクチン接種や治療を効果的に進める考えを示した。
ワレンスキー氏はフォックス・ニュース番組とのインタビューで「変異種の調査や研究に一段と取り組んでいる」と述べ、変異種がワクチン接種や治療に与える影響を見極めるため、国立衛生研究所や米食品医薬品局(FDA)との連携に加え、国防総省とも協力していると明らかにした。
ワクチンの普及があまり進んでいなことについては、ワクチン在庫を巡るトランプ前政権からの引継ぎの混乱で供給不足が悪化していることが原因だと指摘した。ただ、こうした問題を間もなく解決し、3月下旬までにはワクチン生産や配布を大幅に拡大すると述べた。
ロイターの集計によると、米国の新型コロナウイルス感染者は2500万人を突破。死者は41万7000人を超えている。