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原油先物は下落、新型コロナ感染拡大で需要懸念高まる
2021年01月25日(月)12時35分
アジア時間の原油先物は下落。新型コロナウイルスの感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)導入を背景に、先行きの需要に対する懸念が改めて高まった。米テキサス州で2018年8月撮影(2021年 ロイター/Nick Oxford)
[シンガポール 25日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)導入を背景に、先行きの需要に対する懸念が改めて高まった。
0158GMT(日本時間午前10時58分)時点で、北海ブレント先物(3月限)は0.15ドル(0.3%)安の1バレル=55.26ドル。米WTI原油先物(3月限)は0.08ドル(0.2%)安の1バレル=52.19ドルで推移している。
ANZのアナリストは、香港や中国でのロックダウン導入、フランスでのロックダウン再実施の可能性に触れ、「需要減退の兆候が相場の重しとなっている」と述べた。
中国は25日、新型コロナの新規感染者の増加を発表。世界最大のエネルギー消費国における今後の需要見通しに黄信号が灯っている。
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