ニュース速報

ワールド

米財務長官、追加コロナ対策で「前進」 下院は法案採決延期

2020年10月01日(木)09時02分

ムニューシン米財務長官は30日、暗礁に乗り上げている追加の新型コロナウイルス経済対策を巡りペロシ下院議長と会談し、多くの点で前進があったと述べた(2020年 ロイター/ERIN SCOTT)

[ワシントン 30日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は30日、暗礁に乗り上げている追加の新型コロナウイルス経済対策を巡りペロシ下院議長と会談し、多くの点で前進があったと述べた。

また、関係筋によると、下院は、当初30日夜に予定していた2兆2000億ドル規模の民主党の法案の採決を翌日の10月1日に先送りした。超党派での合意を目指し、トランプ政権とさらに協議するためという。

ムニューシン、ペロシ両氏は、合意を目指して今後も協議を続ける考えを示した。

約90分の会談終了後、ムニューシン長官は記者団に対し「過去数日に多くの前進があった。合意には至っていないが、やるべきことがまだある。どこに行き着くかやってみる」とし、「多くの点で多くの前進があった」と語った。

ペロシ議長は声明で、「前進」という表現を避けながら「ムニューシン長官と広範囲に及ぶ話し合いをした。さらにはっきりさせたい分野が見つかった。今後も協議を続ける」と述べた。

その上で、2兆2000億ドルの民主案を30日夜に下院で採決すると表明。採決は「米国の保健・経済危機に対処するための交渉において民主党としての提案を共和党に対し正式なものにする」ためだと説明した。

その後、採決が10月1日に先送りされたことが、民主党側近の話で分かった。この側近は先送りの理由について「合意のための時間をもう1日与えるため」と語った。

ムニューシン、ペロシ両氏の会談終了に先立ち、上院共和党トップのマコネル院内総務は記者団に対し、法案の規模について与野党は依然として「非常にかけ離れている」と述べ、2兆2000億ドルの民主案は「現実離れ」していると批判した。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国こそが「真の脅威」、台湾が中国外相のミュンヘン

ワールド

米中「デカップリング論」に警鐘、中国外相がミュンヘ

ビジネス

ウォルマート決算や経済指標に注目、「AIの負の影響

ワールド

ドバイ港湾DPワールドのトップ辞任、「エプスタイン
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 2
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活動する動画に世界中のネット民から賞賛の声
  • 3
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 4
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 5
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 8
    世界市場3.8兆円、日本アニメは転換点へ――成長を支え…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 10
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中