ニュース速報

ワールド

メキシコ経済はV字回復困難、U字の見込み=中銀副総裁

2020年08月15日(土)06時17分

 14日、メキシコ中央銀行のグスマン副総裁は14日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による景気低迷からの回復がV字ではなくU字となる可能性が高いとの見方を示した。写真はメキシコの国旗。2019年5月撮影(2020年 ロイター/Henry Romero)

[メキシコ市 14日 ロイター] - メキシコ中央銀行のグスマン副総裁は14日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による景気低迷からの回復がV字ではなくU字となる可能性が高いとの見方を示した。

グスマン副総裁はラジオのインタビューで「V字回復を見込むのは難しい。それよりはU字回復となるだろう」と話した。

グスマン氏は、新型コロナ感染がさらに拡大し再び事業閉鎖を余儀なくされた場合、W字回復となる可能性も除外していないと述べた。

ロペスオブラドール大統領はV字回復とのなるとの見方を示している。メキシコの国内総生産(GDP)は今年、10%以上の落ち込みとなる見通しだ。

グスマン氏は国内物価について、今年上昇した後、インフレ率が2021年の下半期に中銀の目標である3%に達するとの見通しを示した。

メキシコ中央銀行は13日、政策金利を0.5%ポイント引き下げ、4.5%にすることを決定した。政策金利は4年ぶりの低水準となったが、理事会メンバーの1人が0.25%ポイントの利下げを主張し、利下げペースが鈍化する兆しが示された。[nL4N2FF4IH]

ディアス・デレオン中銀総裁は別のインタビューで、インフレ圧力が継続すれば、金融緩和のペースは鈍化する可能性があると指摘。ただ「金利を引き下げるに従い、緩和余地はおのずと縮小する」とも述べた。

*情報を追加します

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

EXCLUSIVE-米軍、数週間の対イラン作戦に備

ワールド

アングル:インド進出を加速する英大学、移民抑制受け

ワールド

アングル:戦闘で労働力不足悪化のロシア、インドに照

ワールド

アングル:フロリダよりパリのディズニーへ、カナダ人
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    【インタビュー】「4回転の神」イリヤ・マリニンが語…
  • 8
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 9
    機内の通路を這い回る男性客...閉ざされた空間での「…
  • 10
    中国の砂漠で発見された謎の物体、その正体は「ミサ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベル…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中