ニュース速報

ワールド

米与野党、コロナ対策巡り非難の応酬 決裂後の協議なく

2020年08月12日(水)07時51分

米与野党の上院トップが11日、新型コロナウイルスの追加経済対策を巡って非難の応酬を繰り広げる中、共和党のマコネル院内総務は政府と民主党が話し合いをしていないと明らかにした。7月撮影(2020年 ロイター/TOM BRENNER)

[ワシントン 11日 ロイター] - 米与野党の上院トップが11日、新型コロナウイルスの追加経済対策を巡って非難の応酬を繰り広げる中、共和党のマコネル上院院内総務は政府と民主党が話し合いをしていないと明らかにした。民主党のペロシ下院議長も協議が行われていないことを確認した。

ペロシ下院議長と民主党のシューマー上院院内総務は、7日に協議が決裂するまで2週間近くにわたってムニューシン財務長官、メドウズ大統領首席補佐官とほぼ毎日話し合いを行っていた。

マコネル氏はFOXニュースに対し「私の知る限り、ムニューシン財務長官とメドウズ首席補佐官は今日、ペロシ下院議長ら民主党首脳と話をしていない。交渉は袋小路に入り、また1日が過ぎてしまった。彼らはまとまる必要がある」と訴えた。

ペロシ氏は、記者団からムニューシン、メドウズ両氏とこれまでに連絡を取ったかや、今後取る予定かについて聞かれた際、首を横に振り「ノー」と答えた。

これより前、マコネル氏は上院の議場で、民主党がコロナ禍にあえぐ国民を狙い撃ちしており「子どもたちや労働者、ぜい弱な人々を相手に手加減しない」と非難した。

一方、シューマー氏は、共和党が混乱しており、トランプ大統領は打開策を模索すべきと主張。「共和党の多くが『あれもするな、これもするな』と言って、交渉が決裂したことを喜んでいる。われわれは喜んでいない」とした。

マコネル氏によると、上院共和党は11日午前にムニューシン長官、メドウズ首席補佐官と1時間にわたって電話会議を行った。

追加経済対策を巡っては、州・地方政府への支援や失業給付の上乗せが協議の主な争点となっている。

トランプ大統領は8日、議会を迂回し、一部の追加経済対策を実施する大統領令に署名した。

ただ、専門家は大統領令について、議会を迂回したことを巡る法的な問題を克服できたとしても、経済を支援する効果はほとんどないと指摘している。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ビジネス

英政策金利、0.1%が下限と認識=ラムスデン副総裁

ビジネス

中国指導部、重要会議で次期5カ年計画成長目標下げ承

ワールド

タイ、外国人の出国猶予と非常事態宣言を10月末まで

ワールド

韓国大統領、南北軍事ホットライン再開必要 射殺男性

MAGAZINE

特集:コロナで世界に貢献した グッドカンパニー50

2020-9・29号(9/23発売)

新型コロナで企業フィランソロピーが本格化──利益も上げ、世界を救うグッドカンパニー50社を紹介

人気ランキング

  • 1

    中国軍の侵攻で台湾軍は崩壊する──見せ掛けの強硬姿勢と内部腐敗の実態

  • 2

    トランプはなぜ懲りずに兵士の侮辱を繰り返すのか(パックン)

  • 3

    中国の台湾侵攻に備える米軍の「台湾駐屯」は賢明か 

  • 4

    日本がついに動く実物大のガンダムを建造、ファンに…

  • 5

    いま売り上げ好調なアパレルブランドは何が違うのか…

  • 6

    国連理事会、西側諸国が中国非難 香港・ウイグル問題…

  • 7

    北朝鮮の韓国乗組員射殺で「終戦宣言を」の文在寅に…

  • 8

    「習vs.李の権力闘争という夢物語」の夢物語

  • 9

    尖閣問題への米軍介入で中国軍との戦闘は不可避──仮…

  • 10

    タイ環境相、国立公園に捨てられたゴミを「持ち主に…

  • 1

    中国人民解放軍、グアムの米空軍基地標的とみられる模擬攻撃の動画公開

  • 2

    日本がついに動く実物大のガンダムを建造、ファンに動画が拡散

  • 3

    中国軍の侵攻で台湾軍は崩壊する──見せ掛けの強硬姿勢と内部腐敗の実態

  • 4

    尖閣問題への米軍介入で中国軍との戦闘は不可避──仮…

  • 5

    中国の台湾侵攻に備える米軍の「台湾駐屯」は賢明か 

  • 6

    核武装しても不安......金正恩が日本の「敵基地攻撃…

  • 7

    美貌の女性解説員を破滅させた、金正恩「拷問部隊」…

  • 8

    どこが人権国家? オーストラリア政府がコロナ禍で…

  • 9

    安倍首相の辞任で分かった、人間に優しくない国ニッ…

  • 10

    2020年ドイツ人が最も恐れるのは......コロナではな…

  • 1

    安倍首相の辞任で分かった、人間に優しくない国ニッポン

  • 2

    中国人民解放軍、グアムの米空軍基地標的とみられる模擬攻撃の動画公開

  • 3

    【動画】タランチュラが鳥を頭から食べる衝撃映像とメカニズム

  • 4

    反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船…

  • 5

    日本がついに動く実物大のガンダムを建造、ファンに…

  • 6

    中国軍の侵攻で台湾軍は崩壊する──見せ掛けの強硬姿…

  • 7

    米中新冷戦でアメリカに勝ち目はない

  • 8

    尖閣問題への米軍介入で中国軍との戦闘は不可避──仮…

  • 9

    アラスカ漁船がロシア艦隊と鉢合わせ、米軍機がロシ…

  • 10

    太陽の黒点のクローズアップ 最新高解像度画像が公…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!