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米コロナ追加対策、失業給付上積み延長の分離に反対=下院議長
米民主党のペロシ下院議長は24日、追加の新型コロナウイルス経済対策法案を巡り議会が交渉を続ける間、失業給付拡充措置を分離して一時的に延長する案に反対の立場を示した。写真はワシントンで23日撮影(2020年 ロイター/Erin Scott)
[ワシントン 24日 ロイター] - 米民主党のペロシ下院議長は24日、追加の新型コロナウイルス経済対策法案を巡り議会が交渉を続ける間、失業給付拡充措置を分離して一時的に延長する案に反対の立場を示した。
州政府が払う失業給付に連邦政府が週600ドル上積みする特例措置は今月末に失効するが、議会はこの措置の延長を巡り合意できていない。
ペロシ氏は記者団に対し、追加対策を巡る交渉が行われる間に「(失業給付の問題を)分離し、他の要求を巡り(共和党に対する)交渉材料を失うことには強く反対する」と述べた。
上院共和党トップのマコネル院内総務はこれまでに、27日からの週に共和党案を公表する方針を示し、失業給付の拡充については部分的な延長を盛り込むとしている。[nL3N2EU3SU]
米紙ワシントン・ポスト(WP)によると、マコネル氏は24日のイベントで、「数週間以内に何らかの法案で一致できることを望む」と述べ、議員らの合意には数週間を要する可能性があるとの見方を示した。
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