ニュース速報

ワールド

NY州の14%に抗体確認、新型コロナで3000人検査 

2020年04月24日(金)18時03分

 4月23日、米ニューヨーク州のクオモ知事は、州内で無作為に選んだ3000人に新型コロナウイルスの抗体検査を行った結果、14%近くの人が抗体を持っていることがわかったと発表した。ニューヨーク市で22日撮影(2020年 ロイター/Eduardo Munoz)

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米ニューヨーク州のクオモ知事は23日の会見で、州内で無作為に選んだ3000人に新型コロナウイルスの抗体検査を行った結果、14%近くの人が抗体を持っていることがわかったと発表した。

州人口をもとに試算すると、これまでに約270万人が新型コロナに感染した計算になり、実際報告されている感染者よりもずっと多くなる。

一方、この推定感染者数(270万人)と州の死亡者集計(約1万5500人)で算出した推定死亡率は0.5%となる。これは、一部の専門家が懸念していたよりも低い水準。

23日時点でニューヨーク州の感染者は26万3460人。死者は1万5740人と、感染が確認された人の約6%。

クオモ知事は、州の死亡者について、病院や介護施設で亡くなった人を集計しており、自宅などで亡くなりCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)と診断されていない人が含まれていないため、実際にはもっと多い可能性があると説明した。

検査は、買い物で外出していた人を対象に行ったため、恐らく、スーパーの店員やバス運転手など、生活に欠かせない仕事をする人はさほど含まれていないと指摘。また、検査対象者となった人は、家から全く出ない人よりは抗体を持っている可能性が高いとの見方を示した。

ただ、こうした要因を踏まえた上でも、今回の初期段階の検査によりウイルス感染状況の理解が増したと説明。経済再開に向けた判断材料になるとし、外出制限の緩和などを地域ごとに検討する可能性があることを示唆した。

一方、抗体検査で陽性反応が出た人が免疫を獲得したと言えるかどうかは、疑問が残ると述べた。

*3段落目の表記を一部修正して再送しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ワールド

北朝鮮、中国の香港政策に支持表明

ワールド

アングル:持続化給付金、委託費巡り野党追及 2次補

ワールド

BA親会社、英の新検疫ルールに法的措置検討

ワールド

インド、来週コロナ封鎖を一部解除へ 宗教施設など再

MAGAZINE

特集:検証 日本モデル

2020-6・ 9号(6/ 2発売)

日本のやり方は正しかったのか? 感染対策の効果を感染症専門家と考える

人気ランキング

  • 1

    街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食べたら...

  • 2

    東京都、新型コロナウイルス新規感染28人 4日連続で2桁台

  • 3

    着物は手が届かない美術品か、海外製のインクジェット振袖か

  • 4

    【世論調査】アメリカ人の過半数が米軍による暴動鎮…

  • 5

    韓国のG7参加を嫌う日本と冷静な韓国との差異

  • 6

    トランプの着々と進む「戦争」準備、ワシントン一帯…

  • 7

    横領、虐待...「ナヌムの家」慰安婦被害者の施設で起…

  • 8

    黒人男性ジョージ・フロイドの霊柩車に、警官がひざ…

  • 9

    ドイツで知名度をあげたウイルス学者は、コロナ予防…

  • 10

    まるで中国皇帝......「習近平そっくりさん」のアカ…

  • 1

    街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食べたら...

  • 2

    ロンドンより東京の方が、新型コロナ拡大の条件は揃っているはずだった

  • 3

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

  • 4

    レストランで騒ぐ息子が店員に叱られた話、FBに投稿…

  • 5

    ギター人気復活を導く「スーパークール」な和製ギター

  • 6

    韓国総選挙にデジタル不正疑惑か? 中国から開票機…

  • 7

    西浦×國井 対談「日本のコロナ対策は過剰だったのか」

  • 8

    「NO JAPAN」に揺れた韓国へ「股」をかけて活躍した日…

  • 9

    韓国、アイドルファンも抗議デモ 愛すればこそ、裏切…

  • 10

    東京都、新型コロナウイルス新規感染28人 4日連続で…

  • 1

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

  • 2

    金正恩「死んだふり」の裏で進んでいた秘密作戦

  • 3

    スズメバチが生きたままカマキリに食べられる動画が、アメリカでバズる理由

  • 4

    気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言し…

  • 5

    過激演出で話題のドラマ、子役2人が問題行動で炎上 …

  • 6

    日本の「生ぬるい」新型コロナ対応がうまくいってい…

  • 7

    コロナ独自路線のスウェーデン、死者3000人突破に当…

  • 8

    ロックダウンは必要なかった? 「外出禁止は感染抑…

  • 9

    コロナ禍で露呈した「意識低い系」日本人

  • 10

    街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!