ニュース速報

ワールド

メキシコ次期大統領、トランプ氏にNAFTA交渉の早期妥結訴え

2018年07月23日(月)14時50分

7月22日、メキシコ次期大統領のロペスオブラドール氏は、トランプ米大統領に書簡を送り、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の早期妥結を訴えたほか、米国との新たな関係の構築に取り組む姿勢を示した。写真はメキシコシティで記者会見するロペスオブラドール氏(2018年 ロイター/Ginnette Riquelme)

[メキシコ市 22日 ロイター] - メキシコ次期大統領のロペスオブラドール氏は、トランプ米大統領に書簡を送り、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の早期妥結を訴えたほか、米国との新たな関係の構築に取り組む姿勢を示した。

両氏とも反体制的なスタイルを共有していることから、互いにうまくやって行けるとの見方も示唆した。

この書簡はメキシコで最近開かれた米政府高官との会合で米国側に渡され、トランプ大統領の受領を受けて22日に内容が公表された。

ロペスオブラドール氏と次期政権外相候補のマルセロ・エブラル氏が記者会見を開き、エブラル氏が書簡を読み上げた。

ロペスオブラドール氏は書簡で、メキシコの次期政権として米国との相互尊重に基づく新たな関係の構築を目指す意向を表明。「トランプ氏も私も言ったことを実行する方法を知っており、逆境で成功を収めた経験を持つことに、私は勇気付けられている」とし、「われわれは体制の代わりに国民を中心に据えている」と記した。

また、先行きが不透明な状況が長引けば、中長期の投資が中止される可能性があり、それは明らかに経済成長を阻害すると指摘。カナダを含めた3カ国によるNAFTA再交渉の早期妥結に向けた取り組みの強化を呼び掛けた。

次回のNAFTA再交渉会合は26日からワシントンで再開される。エブラル氏によると、メキシコ代表団にはロペスオブラドール氏の代理として元世界貿易機関(WTO)エコノミストのヘスス・セアデ氏も参加する。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、JPモルガンとCEO提訴 デバンキング

ワールド

欧州は行動の勇気欠く、ゼレンスキー氏が批判 ダボス

ビジネス

米国債保有増、8割が欧州 25年に「米国売り」見ら

ワールド

米エネ長官、世界の石油生産倍増を提唱 グリーンエネ
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 2
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレアアース規制で資金が流れ込む3社とは?
  • 3
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている「とてつもなく巨大な」生物...その正体は?
  • 4
    老化の9割は自分で防げる...糖質と結び付く老化物質…
  • 5
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    ノーベル賞に選ばれなかったからグリーンランドを奪…
  • 9
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 10
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 9
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中