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インドネシア、米産エネ100億ドル輸入拡大提案へ 関税交渉で

2025年04月16日(水)09時33分

 4月15日、インドネシアのバフリル・エネルギー・鉱物資源相は、関税交渉の一環として米国からの原油と液化石油ガス(LPG)の輸入を約100億ドル増やすことを提案すると国内メディアに明らかにした。写真は、船から降ろされる液化石油ガスの入ったタンク。2月12日、ジャカルタで撮影(2025年 ロイター/Willy Kurniawan)

[ジャカルタ 15日 ロイター] - インドネシアのバフリル・エネルギー・鉱物資源相は15日、関税交渉の一環として米国からの原油と液化石油ガス(LPG)の輸入を約100億ドル増やすことを提案すると国内メディアに明らかにした。

インドネシア当局者らはこの日、貿易関税案を巡る交渉のため訪米する。

インドネシアは、米国との貿易黒字を解消し、32%の関税発動を回避するため、総額180─190億ドル相当の米国製品を購入する計画。

バフリル氏は目標達成に向け米国産LPG輸入割当量と米国産原油の輸入拡大を勧告していると述べた。

シンクタンク「エナジー・シフト・インスティテュート」のマネジングディレクター、プトラ・アディグナ氏は、そのために他国からのLPG輸入削減が必要と指摘。既存の契約内容次第で、国は米国以外の産地からの輸入を20─30%削減することから始める可能性があると述べた。

Kplerによると、昨年のLPG輸入は日量21万7000バレルで、このうち約12万4000バレルが米国産。このほか、カタールから約2万3000バレル、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアからそれぞれ約2万バレルを輸入した。

また、昨年の原油輸入は約30万6000バレルで、主にナイジェリア、サウジ、アンゴラから輸入し、米国産は日量約1万3000バレルだった。

ロイター
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