ニュース速報
ビジネス

午後3時のドルは154円半ば、34年ぶり高値圏で神経戦続く

2024年04月17日(水)15時19分

 4月17日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤と変わらずの154円半ばで取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年2月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 17日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤と変わらずの154円半ばで取引されている。米金利高に着目した買いと介入警戒の売りが交錯する構図は変わらず、ドルは34年ぶり高値圏でこう着が続いた。

東京市場のドルは、午前の高値154.74円から午後につけた安値154.60円まで、上下14銭の間で小幅な値動きが続いた。米2年債利回りが5%台へ上昇するなど米金利の上昇が買い手掛かりとなるものの、円買い介入への警戒感から上値を追う動きは限られた。

ユーロの下げも、ドル高の手掛かりとして関心を集めた。前日海外で5カ月ぶり安値を更新したユーロ/ドルは、東京市場の序盤に一時反発へ転じたものの、買い戻しが一巡するとすぐに反落。前日安値に再び迫った。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が16日、大きなサプライズがない限り近いうちに金利を引き下げるなどと述べたことで「当面の下値めどとなる1.05ドル台を目指す動きとなる可能性が出てきた」(外銀アナリスト)という。

市場では、きょうから米国で行われる主要7国(G7)や20カ国・地域(G20)の財務相・中銀総裁会合に注目が集まっている。会合を経てどのようなメッセージが発せられるかはもちろんだが、日本の介入に関して「各国の責任者が一堂に会している分、円買い介入に関する折衝は進めやすいのではないか」(国内金融機関)などとして、水面下で当局間の調整が行われる可能性がある、との思惑が出回っている。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 154.61/154.63 1.0610/1.0614 164.06/164.10

午前9時現在 154.69/154.71 1.0619/1.0623 164.30/164.31

NY午後5時 154.69/154.72 1.0617/1.0621 164.26/164.30

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=上昇、米・イラン協議決裂も緊張緩和に

ワールド

イスラエルがガザ空爆、4人死亡 カイロでの協議中に

ワールド

ハンガリー、民主主義回復とEU路線回帰へ 選挙圧勝

ビジネス

NY外為市場=ドル軟調、対円では上昇 中東リスクな
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:台湾有事の新シナリオ
特集:台湾有事の新シナリオ
2026年4月21日号(4/14発売)

地域紛争の「大前提」を変えた米・イラン戦争が台湾侵攻の展開に及ぼす影響をシミュレーション

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本は「イノベーションのやり方」を忘れた...ホンダ「EV撤退」が示す、日本が失った力の正体
  • 2
    「いい加減にして...」ケンダル・ジェンナーの「目のやり場に困る」姿にネット騒然
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相…
  • 5
    トランプがまた暴走?「イラン海上封鎖」の勝算
  • 6
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 7
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 8
    「違法レベル...」ゼンデイヤの「完全に透けて見える…
  • 9
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 10
    BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音楽市場で…
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 8
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中