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中国不動産市場は24年も低迷、碧桂園会長「想像以上に厳しい」

2024年01月16日(火)15時08分

中国最大の民間不動産デベロッパー、碧桂園(カントリー・ガーデン)の経営陣は、不動産市場の低迷は2024年も続くと予想した上で、同社は一段と厳しい困難に直面する可能性があると指摘した。写真は100人民元札、2016年3月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[香港 16日 ロイター] - 中国最大の民間不動産デベロッパー、碧桂園(カントリー・ガーデン)の経営陣は、不動産市場の低迷は2024年も続くと予想した上で、同社は一段と厳しい困難に直面する可能性があると指摘した。

中国のディベロッパー各社は21年半ばごろから資金不足が顕在化。碧桂園は昨年、110億ドル相当のオフショア債が10月にデフォルト(債務不履行)となり、オンショア債の返済期限も延長した。

微博(ウェイボ)の公式アカウントによると、楊恵ケン会長は15日の年次社内会議で、市場は昨年は予想通りには回復せず、現在も依然として調整中だとした。

莫斌社長は「当社が今年直面する課題は想像以上に厳しいかもしれない。冷静な対応が必要」などと述べた。

楊氏は、24年の市場は「低水準で推移する」と予想する一方、先行きの見通しはそれぞれの都市や、国有企業と民間企業の間で、差が広がるとの見方を示した。

ロイター
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