ニュース速報
ビジネス

米スタバ7━9月業績、予想上回る パンプキンラテ好調 株価11%高

2023年11月03日(金)02時56分

米コーヒーチェーン大手スターバックス(スタバ)が2日発表した第4・四半期(10月1日終了)決算は、世界既存店売上高と利益が市場予想を上回った。2008年7月撮影(2023年 ロイター/Chip East)

[2日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手スターバックス(スタバ)が2日発表した第4・四半期(10月1日終了)決算は、世界既存店売上高と利益が市場予想を上回った。北米で秋の定番メニュー「パンプキン・スパイス・ラテ」などの売り上げが好調だった。

決算を好感し、スタバの株価は約11%上昇した。

世界既存店売上高は8%増で、市場予想の6.56%増を上回った。調整後の1株当たり利益は1.06ドル。市場予想は0.97ドルだった。

米既存店売上高も8%増加した。分析会社プレイサー・エイアイによると、パンプキン・スパイス・ラテ販売開始当日の来客数は20%急増した

ラクスマン・ナラシムハン最高経営責任者(CEO)はアナリストの電話会合で、根強いインフレにもかかわらず、「顧客の需要は依然として力強い。消費者心理に変化は見られない」と述べた。

一方、中国の既存店売上高は5%増と、伸びは前四半期の46%から大幅に減速した。ただ、アナリストはおおむね想定内の内容とした。

2024年度については、通期の1株当たり利益伸び率見通しを15━20%とし、市場予想の15.1%を上回った。世界既存店売上高は5─7%増になると見込んだ。

中国の既存店売上高は、第2─第4・四半期に4─6%増、第1・四半期はそれを上回る伸び率になると予想した。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国大統領の弾劾案可決、与党の一部造反 職務停止に

ワールド

アングル:韓国大統領代行の韓悳洙首相、超党派の実務

ワールド

情報BOX:韓国大統領の命運握る憲法裁、弾劾可決受

ワールド

韓国与党、大統領弾劾への方針協議 午後に国会で再び
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:韓国 戒厳令の夜
特集:韓国 戒厳令の夜
2024年12月17日号(12/10発売)

世界を驚かせた「暮令朝改」クーデター。尹錫悦大統領は何を間違えたのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いするかで「健康改善できる可能性」の研究
  • 2
    電池交換も充電も不要に? ダイヤモンドが拓く「数千年稼働」の世界
  • 3
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式多連装ロケットシステム「BM-21グラート」をHIMARSで撃破の瞬間
  • 4
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 5
    燃え盛る工場に響く轟音...ウクライナが米国供与の「…
  • 6
    ウクライナ「ATACMS」攻撃を受けたロシア国内の航空…
  • 7
    「どんなゲームよりも熾烈」...ロシアの火炎放射器「…
  • 8
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 9
    2年半の捕虜生活を終えたウクライナ兵を待っていた、…
  • 10
    爆発と炎上、止まらぬドローン攻撃...ウクライナの標…
  • 1
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼンス維持はもはや困難か?
  • 2
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達した江戸の吉原・京の島原と並ぶ歓楽街はどこにあった?
  • 3
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式多連装ロケットシステム「BM-21グラート」をHIMARSで撃破の瞬間
  • 4
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 5
    男性ホルモンにいいのはやはり脂の乗った肉?...和田…
  • 6
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 7
    2年半の捕虜生活を終えたウクライナ兵を待っていた、…
  • 8
    「男性ホルモンが高いと性欲が強い」説は誤り? 最新…
  • 9
    「どんなゲームよりも熾烈」...ロシアの火炎放射器「…
  • 10
    人が滞在するのは3時間が限界...危険すぎる「放射能…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 3
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 4
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 7
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 8
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    2年半の捕虜生活を終えたウクライナ兵を待っていた、…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中