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8月のシステム不具合、 ディスクの容量不足でエラー発生=トヨタ

9月6日、トヨタ自動車は、8月末にシステムの不具合で国内工場の稼働を停止したことについて、原因は保守作業の際の作業用ディスクの容量不足でエラーが発生したためだと発表した。写真はベルギーのザベンテムで昨年11月撮影(2023年 ロイター/Johanna Geron)
Hitoshi Ishida
[東京 6日 ロイター] - トヨタ自動車は6日、8月末にシステムの不具合で国内工場の稼働を停止したことについて、原因は保守作業の際の作業用ディスクの容量不足でエラーが発生したためだと発表した。
8月27日に定期保守作業を実施し、データの削除と整理をしていたが、エラーが発生しシステムが停止したという。部品の発注処理を行う複数のサーバーの一部が利用できなくなったが、これらのサーバーは同一システムで作動していたためバックアップ機でも同様の障害が発生し、工場の稼働停止に至った。サイバー攻撃によるシステムの不具合ではなかったという。
トヨタはシステム障害により8月29日に国内14工場の稼働を一時停止していた。