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ANA、国際線21年度夏ダイヤ16路線運休 運航規模半減へ
ANAホールディングスは26日、傘下の全日本空輸(ANA)が2021年度の国際線の航空輸送事業計画で、サマーダイヤ期間に国際線の16路線を運休、3路線を減便することを決めたと発表した。写真は、羽田空港に駐機されたANAの航空機。2020年10月27日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 26日 ロイター] - ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)は26日、2021年度夏ダイヤ(3月28日─10月30日)の国際線で16路線を運休、3路線を減便する計画を発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う各国の出入国規制や需要動向を踏まえた。使用機材の小型化で座席数も減らし、運航規模はコロナ前に策定された20年度当初計画に比べ半減する見通し。
昨年開設する予定としていた羽田─ストックホルム、モスクワなどの路線は引き続き開設を延期し、成田─サンフランシスコなども運休する。今後も需要動向を見ながら引き続き月次で適宜、運休・減便を実施する。
運航便の総座席数と輸送距離を乗じた数値で示す運航規模(有効座席キロ)については、21年度夏ダイヤは20年度の当初計画比で半減となる見込み。ただ、今後はワクチン接種の世界各国における広がり、その効果などを見極める必要があり、今後変動する可能性がある。
*路線の詳細などを追加しました。