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チリとペルー、英アストラゼネカなどのコロナワクチン治験を認可

2020年11月05日(木)12時11分

 チリのピニェラ大統領は4日、同国保健当局が英製薬大手アストラゼネカによるCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)ワクチンの治験を認可したと明らかにした。写真は米マサチューセッツ州にある同社の施設。9月に撮影(2020年 ロイター/Brian Snyder)

[サンティアゴ 4日 ロイター] - チリのピニェラ大統領は4日、同国保健当局が英製薬大手アストラゼネカによるCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)ワクチンの治験を認可したと明らかにした。

大統領によると、同国では、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がすでに治験に入っているほか、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の最初のワクチンも4日に到着した。

大統領は、充分な量のワクチンを適切なタイミングで確実に入手できるようチリは「数カ月にわたり」作業を進めているとし、「来年初めの数カ月以内に」影響を受けやすい人々への提供を始められることを期待していると述べた。

一方、ペルーも4日、J&Jとアストラゼネカの研究所が来週同国で治験を開始すると明らかにした。同国は2週間前、アストラゼネカがワクチン研究のデータを提供しなかったとして新型コロナワクチンの購入契約を撤回したと発表していた。

ロイター
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