ニュース速報

ビジネス

米バイオジェン、FDAにアルツハイマー薬候補の販売承認申請

2020年07月09日(木)10時32分

 米バイオ医薬品大手バイオジェンは7月8日、米規制当局に対し、アルツハイマー病治療薬候補「アデュカヌマブ」の販売承認申請を行ったと発表した。承認されれば、症状の進行を抑える初の治療薬となる。3月9日、ボストンで撮影(2020年 ロイター/Brian Snyder)

[8日 ロイター] - 米バイオ医薬品大手バイオジェンは8日、米規制当局に対し、アルツハイマー病治療薬候補「アデュカヌマブ」の販売承認申請を行ったと発表した。承認されれば、症状の進行を抑える初の治療薬となる。

これを受け、同社株は8日の取引で4.4%上昇した。

アデュカヌマブを巡っては昨年3月に後期の臨床試験が中止されたが、バイオジェンは昨年10月、承認取得を再び目指すと表明した。

バイオジェンと開発パートナーのエーザイ<4523.T>が発表した共同文書によると、米食品医薬品局(FDA)は60日以内に申請を受理するかどうか決定する。

コーエンのアナリスト、フィル・ナドー氏は、データが全体としてFDAの承認につながるかどうかは不明だとし、データには効果を示す部分もあれば、矛盾する部分もあると指摘した。

バイオジェンは優先的な審査を要請したとし、認められれば、審査期間は6カ月に短縮されるとした。

また、欧州、日本などでの販売承認申請に向けても取り組んでいることを明らかにした。

リフィニティブのIBESデータによると、アナリストはアデュカヌマブが承認された場合、2022年の売上高が6億7370万ドルになると予想している。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日経平均は続落で寄り付く、円高が重し 下げ渋りも

ワールド

習主席、再任のベトナム書記長と初の電話会談 関係強

ワールド

米エネ業界、冬の嵐で週末に日量200万バレルの石油

ワールド

AI投資は今後も拡大、経済再構築へ=ブリッジウォー
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 5
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 6
    「20代は5.6万円のオートロック、今は木造3.95万円」…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    中国、軍高官2人を重大な規律違反などで調査...人民…
  • 9
    私たちの体は「食べたもの」でできている...誰もが必…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中