[ニューヨーク 21日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のテンレイロ委員は21日、中国が世界経済の中で果たしている役割を踏まえると、中国を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大が世界的な経済成長に及ぼす影響は大きくなり、その結果、昨年の米中通商戦争のように金融市場の圧迫要因となる恐れがあると述べた。

テンレイロ委員はニューヨークで開かれた金融政策に関する会合で、通商を巡る緊張は緩和したものの「見通しに対する新しいリスクが台頭した」と指摘。「どのような影響が及ぶか不確実性が高く、市場では安全資産に資金が流入している。新型ウイルスの感染拡大が中国国内にとどまったとしても、世界的な経済成長に対する影響は大きい」と語った。

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