ニュース速報

ビジネス

前場の日経平均は小反落、年末年始休暇控え様子見ムード

2019年12月27日(金)12時01分

 12月27日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比2円95銭安の2万3921円97銭となり、小幅に反落した。写真は都内の株価ボード。2018年2月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 27日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比2円95銭安の2万3921円97銭となり、小幅に反落した。米国株高を好感し続伸スタートしたものの、上値は伸びず2万3900円台前半での一進一退となった。

26日の米国株式市場は、米中の通商関係を巡る楽観的な見方が支援材料となり、主要3指数は最高値を更新。ナスダックは初めて9000台に乗せた。

日経平均は米国株高を好感し続伸スタートしたものの、年末年始の休暇を控えていることもあり、手掛かり材料に乏しく様子見ムードとなった。寄り付き後は前日終値付近での一進一退の展開が続いた。ただ、きょうは配当権利落ち日で配当落ち分は40円前後とされているため、これを考慮すると実質的に小幅高となる。

市場からは「閑散とした商いだが、年末であるため仕方がない。為替も動きに乏しく、年明けにかけての外部環境の変化待ち。きょうはIPOや小型株が物色されている」(国内証券)との声が出ていた。

TOPIXは0.28%高で前場の取引を終了。東証1部の売買代金は6274億3400万円。東証33業種は、ゴム製品、食料品、鉱業などの5業種が値下がり、海運業、電気・ガス業、非鉄金属などの28業種が値上がりした。

個別ではパルコ<8251.T>がストップ高買い気配。J.フロント リテイリング<3086.T>が同社に対し、株式公開買い付け(TOB)を実施すると26日に発表し、TOB価格を意識した動きとなっている。J.フロントも5.57%高で前場の取引を終えた。

東証1部の騰落数は、値上がりが1478銘柄に対し、値下がりが592銘柄、変わらずが79銘柄 だった。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

海底パイプライン破壊でウクライナ人逮捕、22年の爆

ワールド

米有権者、民主主義に危機感 「ゲリマンダリングは有

ビジネス

ユーロ圏景況感3カ月連続改善、8月PMI 製造業も

ビジネス

アングル:スウォッチ炎上、「攻めの企業広告」増える
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家のプールを占拠する「巨大な黒いシルエット」にネット戦慄
  • 2
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人」だった...母親によるビフォーアフター画像にSNS驚愕
  • 3
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自然に近い」と開発企業
  • 4
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 5
    夏の終わりに襲い掛かる「8月病」...心理学のプロが…
  • 6
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 7
    広大な駐車場が一面、墓場に...ヨーロッパの山火事、…
  • 8
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    習近平「失脚説」は本当なのか?──「2つのテスト」で…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 3
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 4
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 5
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 6
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
  • 7
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 8
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 9
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自…
  • 10
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中