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豪政府、景気てこ入れで26億ドルのインフラ支出計画発表へ
2019年11月20日(水)09時33分
11月20日、オーストラリアのモリソン首相は、低迷する景気をてこ入れするために38億豪ドル(25億9000万米ドル)のインフラ支出計画を迅速に実施すると明らかにした。写真はシドニーの工事現場。2017年5月9日撮影(2019年 ロイター/Jason Reed)
[シドニー 20日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は20日、低迷する景気をてこ入れするために38億豪ドル(25億9000万米ドル)のインフラ支出計画を迅速に実施すると明らかにした。
事情に詳しい関係者2人がロイターに語ったところによると、モリソン首相は20日予定されているスピーチの機会を使い、国内各地の道路や鉄道関連のプロジェクトに政府が資金を投入すると約束する。
財政支出の規模は4年間で38億豪ドルで、このうち半分近くを今後1年半で支出すると表明する。
モリソン首相はスピーチに先立ち国内のテレビ番組で「これらすべてのプロジェクトは景気に対して重要な追加支援になるだろう」と述べた。
モリソン首相は5月の総選挙で続投が決まった後、財政の立て直しを優先し、財政支出を拒否してきた。しかし鉄鉱石価格の上昇によって政府には財政支出を行う資金的な余裕が生まれた。
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