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米スタバ、2022年までに中国売上高3倍増目指す 店舗数も倍増へ

2018年05月16日(水)13時42分

 5月16日、米コーヒーチェーン大手のスターバックス(スタバ)は、今後5年間で中国事業の売上高を3倍超に拡大し、同国の店舗数を2倍近くに増やすことを目指す方針を明らかにした。写真はサンパウロ近郊のジュンディアイにある同社の店舗で2月撮影(2018年 ロイター/Nacho Doce)

[上海 16日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手のスターバックス(スタバ)は、今後5年間で中国事業の売上高を3倍超に拡大し、同国の店舗数を2倍近くに増やすことを目指す方針を明らかにした。

同社は現在、中国141都市で約3300店舗を展開するが、2022年末までにこれを6000店に増やす計画だ。

スタバは昨年、上海で海外初の高級店「リザーブ・ロースタリー」をオープン。ハワード・シュルツ会長はロイターに対し、中国の店舗数は10年以内に1万店に達し、米国市場を上回るとの見方を示していた。

同社は、今後5年間で中国事業の営業利益を対2017年比で2倍超に拡大することも目指すとした。

ロイターの算出によると、2016年10月─17年9月の中国・アジア太平洋部門の売上高は32億4000万ドル、営業利益は7億6480万ドルだった。中国単独のデータは現時点で入手できていない。

スタバは今月、同社の商品を世界中で独占販売する権利をスイスの食品大手ネスレに付与することで合意した。

スタバは、中国事業の範囲や規模を一段と拡大する上で、ネスレとの提携が有益になるとの見方を示した。

ロイター
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