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日立オートとホンダ、19年度中から電動車用モーター生産

2017年07月03日(月)19時29分

 7月3日、日立製作所の子会社である日立オートモティブシステムズとホンダは3日、電動車両用モーター事業の合弁会社「日立オートモティブ電動機システムズ」を設立したと発表した。2017年2月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 3日 ロイター] - 日立製作所<6501.T>の子会社である日立オートモティブシステムズとホンダ<7267.T>は3日、電動車両用モーター事業の合弁会社「日立オートモティブ電動機システムズ」を設立したと発表した。生産開始は国内では2019年度中、中国と米国ではともに20年度中を予定している。

新会社は電動車両用モーターの開発・製造・販売を手掛ける。まずはホンダ車向けモーターの生産から始め、ホンダ以外の自動車メーカーからの受注も目指す。海外では、中国で今年10月ごろ、米国では18年から19年ごろにそれぞれ現地で製造・販売子会社を設立する計画。

新会社の資本金は50億円で、日立オートが51%、ホンダが49%出資し、日立オートの連結子会社となる。社長は日立オートの山口登理事が兼務する。本社は日立オートの佐和事業所(茨城県ひたちなか市)の敷地内に置き、社員数40人で立ち上げる。日立オートとホンダは今年2月に基本合意、3月に正式契約を締結し、設立準備を進めてきた。

(白木真紀)

ロイター
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