[バグダッド 3日 ロイター] - トランプ米大統領の娘婿であるジェレッド・クシュナー上級顧問(通商・中東政策担当)は3日、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長とともにイラクを訪問した。
過激派組織「イスラム国」(IS)との戦闘の現状について、現地の米軍指揮官とイラク側の指導者から直接話を聴くことが目的という。
クシュナー氏がイラクを訪れるのは今回が初めて。
ダンフォード統合参謀本部議長は、自身がクシュナー氏とボサート大統領補佐官(安全保障担当)にイラク視察への同行を持ちかけたとし、「戦闘の現場を理解することは戦略策定に役立つ」と語った。
クシュナー氏は記者団と言葉を交わさなかった。
トランプ氏は選挙戦でIS打倒を訴えてきたが、戦略の大幅な変更はまだ発表していない。
クシュナー氏はイラク到着後、米国の駐イラク大使、IS掃討作戦を指揮する米軍のタウンゼンド中将とダンフォード氏との会合に参加した。
ダンフォード氏らはまた、イラクのアバディ首相とも会談。首相府によると、議題はISからのモスル奪還作戦と米軍が主導する対IS有志連合による市民などへの援助が中心だった。首相府は声明で、米国の代表団は「テロとの戦いにおけるイラク支援を確認した」とコメントした。