[東京 16日 ロイター] - 政府は、2017年度の国債発行計画で、市中向けの発行額(カレンダーベース)を141兆円台とする見通しだ。財投債や借換債の減額発行に対応する。当初計画の規模としては10年度の144.3兆円を下回り、リーマン危機以降で最低となる。
市中発行額を減額するのは4年連続で、減額幅は5、6兆円程度となる。今年度当初の市中発行額は147兆円だった。
市場では、10年物価連動国債を除く20年物までのすべての利付国債を対象に減額を求める声がある。政府は、財投債や借換債の減額分の一部を日銀乗換で吸収したうえで、年限ごとの減額幅について、今月22日の17年度予算案と併せて最終決定する方針だ。複数の政府筋が明らかにした。
リニア中央新幹線の建設前倒しに伴う長期融資に対応するため、今年度の途中から増発した40年物の発行ペースは変えない。