[30日 ロイター] - 米サイバーセキュリティー企業によると、4年前に中東のエネルギー企業のコンピューターに甚大な被害をもたらしたコンピューターウイルス「シャムーン」の新型が2週間前、サウジアラビアでサイバー攻撃に使われた。
米サイバーセキュリティー企業のクラウドストライク、パロアルトネットワークス<PANW.N>、シマンテック<SYMC.O>は30日、新たなサイバー攻撃に対する警戒を呼び掛けた。新型シャムーンの被害に遭った企業や被害の規模、ハッカーの身元については明らかにしていない。
シャムーンは、起動時に読み込まれるマスターブートレコードを消去し、コンピュータを機能不全にする。米カジノ大手「ラスベガス・サンズ」やソニーのハリウッドスタジオを標的にしたサイバー攻撃にディスクのデータを消す悪意のあるソフト(マルウエア)が使われたが、こうした例はそれほど多くはない。 クラウドストライクのドミトリ・アルペロビッチ最高技術責任者(CTO)は、2012年のシャムーンによる攻撃はイラン政府のために働くハッカーの仕業とみられると指摘。だが、今回の攻撃が同じグループによるものかどうかに言及するのは時期尚早と語った。
今回の攻撃の動機も今のところ明らかになっていない。
*カテゴリーを変更します