[オタワ 30日 ロイター] - カナダ統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は年率換算で前期比3.5%増となった。原油輸出が回復したことで前四半期の1.3%のマイナス成長から反転し、2014年第2・四半期以来の大幅な成長となったことで、カナダ中銀が来週の政策決定会合で政策金利を現行水準に据え置くとの観測が裏付けられた。

第3・四半期の成長率は市場予想の3.4%を上回ったほか、カナダ中銀の予想の3.2%も上回った。

第2・四半期はアルバータ州で発生した大規模な森林火災によりエネルギー製品の輸出が影響を受けたが、第3・四半期は回復。輸出が伸びたことがGDPの押し上げにつながった。サービスと消費財の輸出も好調だった。

カナダ中銀は原油相場による衝撃の緩和に向け2015年は2度の利下げを実施、今年10月には再利下げを検討したことを明らかにしている。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)の首席エコノミスト補佐、ポール・ファーレー氏は経済に十分な勢いがあることが確認されたとし、中銀が利下げを決定する可能性は低下したとしている。

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