[東京 30日 ロイター] - 総務省が30日公表した8月の消費者物価指数は、指標となるコアCPI(除く生鮮食品)が前年比で0.5%低下した。6カ月連続で前年を下回り、下落幅は前月と同水準だった。マイナスが続くエネルギーの下落幅は縮小傾向にあるものの、生鮮食品を除く食料の上昇一服や宿泊費が下落に転じたことなどが影響した。

物価の基調的な動きを示すとされるコアコアCPI(除く食料・エネルギー)は同0.2%上昇となり、プラス幅の縮小が続いている。

指数を押し下げている最大の要因は引き続きエネルギーで、同10.2%下落した。もっとも、マイナス幅の縮小自体は継続しており、押し下げの寄与度も7月のマイナス0.90から8月はマイナス0.79に縮小している。

一方、生鮮食品を除く食料は値上がりの影響が一巡。上昇幅は同1.1%となり、7月の同1.2%から縮小。プラスの寄与度も縮小した。宿泊料は7月の同1.0%上昇から8月は同0.4%低下と下落に転じた。家庭用耐久財もマイナス幅を拡大している。

先行指標とされる東京都区部の9月はコアCPIが同0.5%低下となり、7月の同0.4%低下からマイナス幅が拡大。コアコアCPIが同0.1%低下となり、2013年10月以来、2年11カ月ぶりのマイナスとなった。

(伊藤純夫)

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