[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、ユーロ紙幣で最高額の500ユーロ札を段階的に廃止したとしても、現金自体を廃止することはないとの考えを示した。

ドイツでは欧州中央銀行(ECB)の低金利政策に加え、ECBが検討しているとされる500ユーロ紙幣の発行停止に対する批判が高まっている。総裁のコメントは、こうしたドイツ国内の反発や懸念を和らげる狙いがあるとみられている。

欧州議会のファビオ・デ・マシ議員に宛てた書簡で述べた。

総裁は4月18日付けの同書簡で、500ユーロ紙幣の発行廃止の可能性は「これとは別にECB外部で行なわれてる現金での支払いを制限、または廃止するとの議論とは全く無関係だ」と指摘。

「現金はユーロ圏内で唯一の法定通貨だという事実を強調したい」とした。

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