[30日 ロイター] - 米著名投資家カール・アイカーン氏率いるアイカーン・エンタープライジズ<IEP.O>が、米自動車用品小売り大手ペップ・ボーイズ・マニー・モー&ジャック<PBY.N>を約10億ドルで買収することで合意した。両社が30日発表した。
先にペップ・ボーイズ買収で合意していたブリヂストン<5108.T>は29日、アイカーン氏の提案への対抗案は出さない方針を明らかにしており、ペップ・ボーイズをめぐり繰り広げられていた買収合戦はこれで幕を閉じることになる。
アイカーン・エンタープライジズは解約違約金3950万ドルをブリヂストンに支払う。
買収は来年第1・四半期中に完了の見通し。
30日午前の米株式市場の取引で、ペップ・ボーイズの株価は3%、アイカーン・エンタープライジズは2%それぞれ下落した。
アイカーン氏は声明で、ペップ・ボーイズが、アイカーン・エンタープライジズが6月に買収した自動車部品オート・プラスの事業とうまく連携していくとの見方を示した。
原油価格の下落によってエネルギー事業からの収益が精彩を欠く中、アイカーン・エンタープライジズは自動車関連事業に注力。6月にカナダの自動車部品メーカー、ユニセレクト <UNS.TO>からオート・プラスを買収したほか、米フェデラル・モーグル・ホールディングス<FDML.O>に82%出資する。