[北京 18日 ロイター] - 11月の中国全国の新築住宅価格は、前年同月比で0.9%上昇した。前月は0.1%上昇だった。国家統計局が発表したデータに基づきロイターが算出した。
前年比で2カ月連続の上昇となり、住宅市場が安定に向かっていることが浮き彫りとなった。ただ中小都市では依然として供給過剰が続いている。
前月比では0.3%上昇。10月は前月比0.2%上昇だった。
北京市が同7.7%上昇、上海市は13.1%上昇だった。前月はそれぞれ6.5%上昇、10.9%上昇だった。
中小都市では在庫が高止まりしているが、大都市では住宅価格が大幅に上昇。上昇率トップは深センだった。
前月比では70都市中33都市で上昇。前月は27都市で上昇していた。
国家統計局の当局者は「一連の優遇政策で不動産販売が伸びている。政策が引き続き効果を発揮している」と述べた。
アナリストは2016年の住宅市場について、政府が中小都市の住宅在庫を削減する措置を打ち出し、緩やかな回復が続くと予想している。
交通銀行の不動産アナリストは「次の措置は住宅市場の在庫削減に焦点を当てることを指導部は明確にしている」と述べ、当局が市場を一段と支援するとの見方を示した。
在庫の大半は中小都市に集中しており、一部のアナリストは解消するまでに少なくとも2年はかかるとみている。
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