[ロンドン 10日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した10月の貿易赤字は118億2700万ポンドとなり、前月改定値の88億0200万ポンドから拡大した。市場予想は97億ポンドだった。
輸入が約1年ぶりの大幅な伸びとなる一方で、輸出は世界経済の減速により不振だった。
原油など振れの大きい項目を除いたベースでは、1998年の現行統計開始以来の大幅な赤字となった。
貿易・サービス収支は41億4000万ポンドの赤字となり、9月の10億7300万ポンドから赤字幅が拡大した。
ユーロ圏の需要が低迷していることに加えて、ポンド高も国内の輸出業者に逆風となっている。
輸出は数量ベースで2.7%減と、9月の1.7%増から落ち込んだ。一方、輸入は8.2%増と前月の3.5%減から増加に転じた。燃料のほか自動車などの完成品輸入が増えた。