[ブエノスアイレス 9日 ロイター] - アルゼンチン中央銀行のバノリ総裁が9日辞任した。資本規制の撤廃と為替レート一元化を掲げる次期大統領のマウリシオ・マクリ氏が、退任するフェルナンデス大統領の信頼を得ていたバノリ氏の即時辞任を求めていた。

マクリ氏は既にバノリ氏が辞めた場合の後任として、エコノミストとして高い評価を得ているフェデリコ・シュトルツェネッガー議員を起用する方針も明らかにしている。

バノリ氏はマクリ氏の資本規制撤廃政策について、大幅な通貨切り下げにつながるとして強く批判してきた。フェルナンデス大統領宛ての辞表でも、アルゼンチンにおける過去の通貨切り下げが景気後退や物価高騰、失業率の上昇などを招いたとあらためて指摘した。

複数の通貨トレーダーによると、バノリ氏の辞任は予想された事態なので、金融市場への影響はないという。

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