[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が9日発表した10月の貿易統計は、輸出が季節調整済前月比1.2%減、輸入も同3.4%減少し、いずれも市場予想を上回る落ち込みとなった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想では、輸出が0.5%減、輸入は1.0%減だった。
中国をはじめとする新興国の景気鈍化の影響から抜け出せていないことが示唆された格好だ。
エコノミストの間では、輸出の減少はトレンドの一部ではないかとの見方と、堅調な9月統計に伴って10月の数字がゆがめられたのではないかとの見方で分かれている。
INGのエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏は、構造的な変化というよりも、9月の統計が堅調だったことに伴うテクニカルな修正だとして、輸出のマイナスを深読みすべきではないと指摘する。
一方、デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショイルレ氏は「ドイツの輸出はジェットコースターのようだ。堅調な月の後に悪い月が来た。長期的な状況を見れば、輸出は下向きだ」と述べた。
輸入の減少幅は2012年4月以来の大きさとなった。
貿易黒字は208億ユーロと前月の192億ユーロから拡大した。市場予想は200億ユーロの黒字だった。
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