[北京 4日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の高官は4日、人民元が国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)に採用されたことは、さらなる金融改革のスタート地点になると述べた。

金融政策関係当局のナンバー2であるXing Yujing秘書長は会見で、SDR採用は適正な元相場の形成に資すると指摘。

一方で、資本勘定での元の交換性は他の主要通貨に比べて後れを取っているとし、中国が金融市場の開放をさらに進めていく必要があるとの見解を示した。

秘書長は「リスクが管理されていることを条件に、安全かつ秩序ある方法で、引き続き資本勘定での元の交換性を高めていく」述べた。

元は財・サービス貿易の経常勘定では交換化されているが、証券投資などの資本勘定では、当局が突然の資本逃避や投機資金の流入を警戒しており、なお規制が存在する。

国際通貨基金(IMF)は11月30日に開いた理事会で、SDR構成通貨に元を採用することを承認した。

*内容を追加しました。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。