[ニューヨーク 9日 ロイター] - 9日の米国株式市場は小幅続伸で取引を終えた。第3・四半期の決算発表が来週から本格化するのを前に投資家は慎重になっており、前日までの勢いを欠いた。
ダウ工業株30種平均<.DJI>は33.74ドル(0.20%)高の1万7084.49ドルで取引を終えた。
S&P総合500種指数<.SPX>は1.46ポイント(0.07%)高の2014.89。
ナスダック総合指数<.IXIC>は19.68ポイント(0.41%)高の4830.47だった。
S&Pは週間で約3.3%値上がりし、今年最大の伸びとなった。ダウは約3.7%高、ナスダックは約2.6%高だった。
チェース・インベストメント・ カウンセルのピーター・テュズ氏は「今週は非常に良かった。第4・四半期もとても好調なスタートを切った」とした上で「来週は第3・四半期の決算発表が本格化する。昨日発表の米アルコアの決算が期待外れで、来週に向けて売りポジションをとる理由になった」と述べる。
S&Pの構成銘柄で決算発表が最も早い企業の一つであるアルコア<AA.N>が前日に発表した第3・四半期決算は軟調な結果だった。9日の同社の株価は6.8%下落した。
S&P金融株指数<.SPSY>は約0.6%低下した。金融関連は利上げで恩恵を受ける傾向があるが、前日発表された9月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は今までよりハト派的な内容で利上げが遠のいたと受け止められた。
騰落銘柄の比率は、ニューヨーク証券取引所では上げ1726で下げ1318(比率は1.31対1)だった。ナスダックは上げ1516で下げ1233(1.23対1)だった。
米取引所の合算出来高は約67億7000万株と、 過去20営業日の平均である75億2000万株を下回った。
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 17084.49(+33.74)
前営業日終値 17050.75(+138.46)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 4830.47(+19.68)
前営業日終値 4810.79(+19.64)
S&P総合500種<.SPX>
終値 2014.89(+1.46)
前営業日終値 2013.43(+17.60)