4つ目は、私はこれが一番正当と思うのですが、「70周年」を本当に記念して、世界戦争終結にちなんだ追悼行事を行うのであれば、1945年当時と同様に「東京湾内」で行うべきと思います。オリジナルのUSSミズーリは既に退役して真珠湾で静態保存されていますから回航は無理。ですから、それに代わる米艦と海上自衛隊の艦船を投錨してブリッジで渡し、その両艦の艦上で行事を行うか、あるいは例えばの話ですが「海ほたる」でやっても良いと思います。

 仮に「9月3日に東京湾内で」追悼行事を行うのであれば、まだ間に合うのですから、日米の間では「安倍首相の真珠湾献花、オバマ大統領の広島献花」をその前に済ませておくべきです。日中の間でも首脳会談を実現しておくのはもちろんとして、その際に安倍首相による中国の戦争犠牲者追悼の献花を「適切な場所」で行い、習近平主席には例えば千鳥ケ淵の無名戦死者の碑に献花してもらうなど「相互性」を守った「共同追悼の精神」を確立しておき、その上で「9月3日」を迎えるという流れに持って行ければ良いと思います。

 こうした外交を主導できれば、安倍政権は間違いなく世界の歴史に名前を残すことができるし、まだ間に合うと思います。この「70周年」という機会を生かして、ぜひとも和解と追悼の時間を作って欲しいと思います。