[香港 28日 ロイター] - 28日の中国株式市場は続落して取引を終えた。前日の急落を受けて中国当局が株価下支えを継続すると表明したものの、相場は乱高下する展開となった。
上海総合指数<.SSEC>の終値は62.5558ポイント(1.68%)安の3663.0024。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数<.CSI300>は7.639ポイント(0.20%)安の3811.093。
いずれの指数も5%の急落から1%超上昇の間で激しい値動きを見せた。
中国当局は株式市場の安定化に向け、株の購入を継続する方針を示した。中国人民銀行(中央銀行)が短期金融市場に資金を供給したほか、追加金融緩和の可能性を示唆した。
市場筋によると、人民銀は28日、7日物リバースレポで短期金融市場に500億元(80億5000万ドル)を供給。供給額は7月7日以来の高水準となった。
人民銀はまた「さまざまな金融ツール」を活用し、「流動性の適切な水準を維持する」との方針を明らかにした。
アンプル・ファイナンス・グループ(香港)のディレクター、アレックス・ウォン氏は「上昇の余地がそれほどないことから、投資家は急いで株式を購入するよりも、ポジションを解消し、様子見に入っている」と述べた。
野村は、最近の調整局面でA株に投資妙味が出ていると指摘。28日のリサーチノートで、鉱工業生産や小売売上高などの指標が2015年第2・四半期に上向き始め、実体経済の改善を示唆しているとの見方を示した。
*内容を追加しました。