[ロンドン 11日 ロイター] - 11日のユーロ圏金融・債券市場では、ギリシャ国債利回りが上昇。ドイツのショイブレ財務相が、ギリシャが支援獲得に必要な一連の改革をめぐり国民投票を実施することは現状打開の一助になる可能性があると発言したことを受け、ギリシャ債務問題をめぐる不透明性が強まった。

ショイブレ財務相は「ギリシャ政府が国民投票に踏み切る必要があると考えるのであれば、実施すべきだ」とし、国民投票が「ギリシャ国民にとり、必要不可欠であることを受け入れる用意があるのか、異なる道を望むのかを決定する上での一助となる可能性もある」と語った。

ユーロ圏財務相は同日、ギリシャ債務問題をめぐりブリュッセルで会合を開催。欧州連合(EU)高官によると、会合後には協議の進展について声明を発表する見通し。

ギリシャ2年債<GR2YT=TWEB>利回りは83ベーシスポイント(bp)上昇し21.34%。ギリシャ政府当局者が、12日が期限となっている約7億5000万ユーロの国際通貨基金(IMF)融資を返済したことを明らかにしたことで、懸念が一部和らいだものの、利回りを押し下げるには至らなかった。

ギリシャ10年債<0#GRTSY=TWEB>利回りは12bp上昇し、10.90%。

インフレ期待上昇が一因となり、他のユーロ圏債券利回りも上昇。

通常はギリシャ懸念の高まりと共に低下する独連邦債10年物<DE10YT=TWEB>利回りも5bp上昇し、0.59%となった。

他のユーロ圏債利回りは軒並み5─7bp上昇した。

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