慈善団体のグレーター・グッド・チャリティーズによれば、ベイトドッグは訓練の標的として利用され、反撃できないよう鼻口部を固く縛られたり、歯を削られたりする。多くの犬が、耳の裂傷や顎の骨折、飢餓、そして「極度の恐怖」に苦しむ。

ガーティの状態も、同様の扱いを受けていたことを示唆していた。口をきつく縛られていたために歯は砕け、食事をすることも声を出すこともできなくなっていた。広範囲に及ぶ傷跡に加え、非常に若いうちから、おそらく何度も繁殖させられていた形跡も見つかった。

ガーティは、そうした境遇にありながらも、彼女を助けようとする人々に対して「穏やかで、愛情深く、信頼を寄せる」態度だったという。

ガーティのケースは、闘犬が米国の全50州で違法であるにもかかわらず、いまなお行われているという厳しい現実を示していると、同センターは指摘している。

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