<トランプ政権下で任命された駐イスラエル米国大使の発言が、聖書解釈と現代の国際秩序をめぐる緊張を浮き彫りにし、中東和平の難しさを改めて示した>

トランプが指名したイスラエル駐在米国大使マイク・ハッカビーが保守系コメンテーターのタッカー・カールソンとのインタビューで、イスラエルが中東の広範な地域を「すべて掌握しても構わない」と発言した。これを受け、中東各国が一斉に非難した。

ガザでの戦争や米国のイスラエル政策を批判してきた元フォックス・ニュース司会者のカールソンは、ハッカビーとの対談のためイスラエルを訪問。2月20日にインタビューが放映された。カールソンはトランプ支持者(MAGA)の一人とみなされているが、最近は孤立主義を深め、イスラエル支援にも批判的だ。

一方、ハッカビーは長年、イスラエルとパレスチナの「二国家解決」に反対してきた。ガザ戦争を背景に、イスラエルが従来の境界線を越えてヨルダン川西岸への進出や入植地建設を拡大する中での今回の発言は、シオニズムによる拡張主義や、イスラエルの支配地域拡大に対する長年の批判を再燃させている。

イスラエルは、ガザ再建を目指すドナルド・トランプ米国大統領の「平和評議会」の一員にもなっている。

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