──一つ間違えば、オノルドは死亡しかねなかった。それほど危険なスポーツイベントを配信する倫理的問題はないのか、大きな議論も起きている。この点はどう考える?
その点に関しては、クライミングコミュニティーの中でも健全な議論が常に行われている。
一方に競技の純粋性を守ろうとする純粋主義者がおり、もう一方に、クライミングを職業にしたり、スポーツとしての認知度を上げるには、この手のイベントが役立つと考えるプロクライマーがいる。
私自身は、後者に属するだろう。商業化と、自身の価値観に忠実であり続けることの間でバランスを取るべきだと考えている。オノルドのことは、ただただ尊敬している。クライミングを、いい形で世間に広めてくれる人物だ。もう15年間もそうしているんだよ。
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
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