<インスタグラムの「あの機能」が当局の監視・弾圧に使われている? デモ参加者・支援者の身の安全を守るために、メタが取った措置とは──>

イランで反政府デモが拡大し、政府による弾圧が激しさを増すなか、メタ(Meta)は最近、イラン国内のInstagramユーザーに対して、これまでにない形のプライバシー保護機能を静かに導入した。

この保護機能により、現在、イランを拠点とするアカウントの「フォロワー」および「フォロー中」リストの表示は制限されている。

今回の対応は、イラン当局がInstagramから大量のユーザーデータを取得していたとの報告を受けてのものだ。これらの情報は、最近の抗議運動に関与した、あるいは関与者とつながりのある人物を特定・監視する目的で利用されるおそれがある。

アップデートにより、イラン国内に拠点を置くInstagramユーザーのプロフィールを閲覧しても、その人物が誰をフォローしているのか、誰にフォローされているのかを見ることができなくなった。フォロワーやフォロー中リストを選択しても、現在は白い画面しか表示されない。

この措置は、全国的なデジタル遮断が続く前、Instagramが市民に広く利用されていた背景を踏まえたものとみられ、今もアクティブなアカウントを持つイラン国民に、一定の保護を提供することになる。抗議活動を主導するのは、30歳未満の非武装の市民たちだ。

人権団体によれば、イラン当局があらゆる形の異議申し立てを封じ込め、デモ参加者を特定しようとする中で、これまでに数千人が殺害されたとされている。

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