<通常兵器でも質と量で「核」に対抗する──ミサイルの進化で韓国は東アジア全体の危機に対応できる実力を身につけつつある>

韓国が、その巨大さから「モンスター」と呼ばれる弾道ミサイルを実戦配備したことが報じられた。核兵器開発を進める北朝鮮に対する戦略の一環とみられる。

米国の主要同盟国であり、2万8500人の米軍が駐留する韓国は、北朝鮮による核・ミサイル攻撃に備え、「先制・防衛・報復」の三段構えで抑止力を高める「三軸体系」と呼ばれる軍事戦略を展開している。

北朝鮮は国際的な圧力や制裁にもかかわらず、ミサイル実験や配備を通じて核戦力の高度化を進めている。金正恩総書記は、米韓同盟に対抗するため「核の盾と剣」を強化すると宣言している。

韓国の聯合ニュースは1月18日、軍関係者の話として、弾道ミサイル「玄武5」の配備が昨年末に始まり、2030年に任期が終了する李在明大統領の政権中に完了する見通しだと報じた。

玄武5は全長約20メートル。8トンの通常弾頭を搭載し、北朝鮮のミサイルや指導部が潜む可能性のある地下施設を破壊するよう設計されている。韓国政府によれば「超高精度・超高威力」の攻撃が可能だ。

聯合ニュースによれば、玄武5およびその改良型を含め、韓国は「数百発規模の先進ミサイル」を配備する計画だ。

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「恐怖の均衡」を生み出す兵器