<政府閉鎖をめぐる民主党の「妥協」に不満が噴出するなか、突破口を探る視線はワシントンの外へ向かう>

米上院は11月10日、新しいつなぎ予算案を60対40で可決。史上最長43日間の米政府閉鎖が終わった。

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多数派の共和党(53議席)がフィリバスター(議事妨害)回避に必要な賛成票60票を確保できたのは、民主党議員のうち8人が賛成に回ったおかげだった(11月12日に下院でも予算案が可決され、政府閉鎖は終了)。

この結末を受け、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(民主党)は「情けない」と発言した。

民主党仲間への批判を辞さない州知事はニューサムだけではない。イリノイ州のJ・B・プリツカー知事やミネソタ州のティム・ウォルズ知事も、民主党上院議員の「裏切り」を激しく非難した。

ドナルド・トランプ米大統領の第2次政権の下、民主党にとってほぼ唯一の希望の光になっているのが、各地の州知事だ。彼らはオンラインで批判を続け、訴訟を起こし、州法を施行して政権を抑え込もうとしている。

ニュージャージー州のマイキー・シェリル次期知事やバージニア州のアビゲイル・スパンバーガー次期知事のように、アフォーダビリティー(無理なく暮らせる経済状態)を公約の柱に据えて、共和党候補を州知事選で打ち破った者もいる。

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民主党の主役、再び「州知事」へ